西本智実&イルミナートフィルハーモニーオーケストラの
ニューイヤーコンサート2015
(長い!)
に、行ってきました。
最近恒例になりつつあります。
場所は神戸ポートピアホテルのホール。
ここでやるニューイヤーコンサートは10年目くらいだとか
お客さんの半分はリピーターとみた。
さて、今回も司会進行に中井美穂アナが来てまして、
曲の合間にお喋りが入るので
クラシックコンサート、なんだけど
気楽で楽しいものです
第一部
ハチャトリアンの「ガイーヌ」より
・剣の舞
・ばらの乙女たちの踊り
・ゴパック
・レズギンカ
いずれもテンポの良い軽快な曲で飽きさせない。
しかもどれも一曲が短い
ハチャトリアンがアルメニア出身だったことから
楽団員のアルメニア人が紹介され、
一人でアルメニアの子守歌をバイオリンで演奏してくれました
「ガイーヌ」というのは女性の名前だそう。
一部の最後にピアソラの「リベルタンゴ」
「リベルタ」自由、と「タンゴ」をくっつけたタイトルだとか。
コントラバスが楽器を叩いたり
バイオリンが「こま」とよばれる弦をささえる部分の上を弾く
(ギギギ。。。と楽器とは思えない音がする)
などのお遊びが要求されるそうで
それぞれの楽器が「ここがいいかな」ってタイミングで
色んなことするから
毎回違う演奏になるんだとか
まさに自由!!
第二部
チャイコフスキー「白鳥の湖」より抜粋
曲数は多かったけど、これも一曲が短いのでどんどん進む。
しかも、こちらは西本さんのオリジナルストーリーが展開され、
曲の合間に中井さんがそれを読み上げる。
バレエのお話しは最後はハッピーエンドなのに
今日のお話しは王子と白鳥はともに湖に身を投げる
という悲劇に。。。
このお話しをお正月から一人で書いてたそうで
でも指揮をするときは、その場面場面で
それぞれの登場人物の目線で物語を見るから
こういう創作も苦ではないらしい
コンサートマスターがソロを弾く場面があるんだけど
オデットの曲は「ピュア」を目指して、
オディールの曲は「悪女」を目指して演奏します!
と話してました
アンコール
ラディツキー行進曲
もちろん観客も手拍子が入って大いに盛り上がる。
コンサートの後は引き続きレセプション
ディナーを食べたあと、トークショーがつくというもの。
トークショーは大幅に時間延長して1時間半以上しゃべってました
前半はバチカンでの演奏の話し。
アジアの人間がバチカンで演奏するなんて!!という声もあるなか
今年で3回目のバチカンだそうで
なんかすごいことらしいけど。。。
真面目すぎてちょっと退屈な話しだった
その後、抽選会があったり、
お客さんからの質問などが飛び交うようになると
俄然楽しくなってくる
まあ、抽選は何も当たらないんだけどね。
お話しの中で面白かったのは
「のだめカンタービレ」にネタ提供してるんですよ!!
って話し。
まず、飛行機が怖くて、一時期乗れなかった
(千秋先輩や!)
ここぞ!という合図を出してタクトを振ったら
ティンパニが力入れ過ぎて、太鼓破いちゃった
(これはますみちゃんやん!)
他にも
一曲目と二曲目を間違えて振り始めてしまって、
次の瞬間には間違いに気づいたけど
最初の音が「フォルテ」のはずだったのに
「ふわん」とした音になっちゃった
とか。
これ、そんなに昔の話しじゃないって言ってた
外見は男っぽい西本さんだけど
中身は「うざい女」らしい
というのも、テレビかなんかで「ウザい女」はこんな人!
という項目が並んでて、ほとんど当てはまったらしく
一方、外見がきれかわいい中井アナは
中身は男っぽいんだとか
そんな二人は仲良しさんです
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